BONNECHANNCE
~季節のおもてなしとテーブルコーディネートクラス~
2017年11月のレッスン テーマ「漆器を楽しむ」
日本の漆の歴史はとても古く、紀元前9000年頃の縄文遺跡の発掘などから、中国の紀元前7000年を上回り、日本の漆器の最古説が議論されていると言われています。漆器は海外ではjapanといわれ、高い評価を得ていますが、日本人の間では、暮らし方の変化で、漆器離れが進んでいることも確かです。伝統を重んじる、あるいは格式のある食事のシーン(代表的なのがお正月)で登場することが多い漆器ですが、漆器の特性である軽さに注目して、もう少し、カジュアルに人々が集う場で漆器を活用することができたなら、そんな思いで考えてみました。気軽なおもてなしにもっと漆器を使いたいものです。


前菜盛り合わせのひとつ 琉球漆器に型で抜いたかまぼこにチーズとリンゴ、
トレビスにパストラミビーフとセロリの和え物と卵のグラタン
紀州漆器に海老とブロッコリーとカボチャのスパイシークリーム和えを盛り付けて
秋田のわっぱに洋風寿司 アボカド、スパム、(たくわん)、黒オリーブ、イタリアンパセリ
紀州白漆の椀に
白菜と鶏団子と春雨スープ、三つ葉
趣を変えて塗のテーブルで珈琲タイム