9月のレッスン 「ハロウィン」と「重陽の節句」の食卓
ハロウィンの食卓
ハロウィンはキリスト教の諸聖人祭や万霊祭の前夜(イブ)で、起源は古代ケルトに遡ります。この季節、日本でも街中でハロウィン装飾が見られるようになりましたね。
重陽の節句の食卓
重陽の節句は陽数九が重なる最大数のおめでたい日ですが、中国では重日思想により厄除けの行事を行ったと伝えられています。日本では平安期に宮廷行事として採用され、前の晩に菊に被せて露にしめらせた綿で身体を拭くと若さを保つことができるという「菊のきせ綿」や「菊酒」を飲んで延命長寿を願いました。 菊酒の替わりにサイダーと紅茶ドリンクを合わせて菊花を浮かべてみました。
お箸は本来は両細の祝箸を使いますが、写真は塗り箸を使用しています。 手軽なおもてなしに応用できるよう、ご自分でひと皿にそれぞれ盛り付けていただきました。 ( 栗ごはん、金時草とカニかまぼこと菊のおろし和え 、だし焼き卵、 茄子の味噌田楽、ズッキーニの昆布締め、蛸の柔か煮、鶏胸肉のぴり唐揚げ 、オクラの素揚げ 、鮭のチーズ焼き、菊花カブ)
吸物はかんぴょうの卵とじ
食後は季節の梨