4月24日(火)「ロミオとジュリエットから見る人々の暮らしと社会」 NHK文化センター前橋教室のご報告

西洋史研究者の佐藤育子先生とご一緒に
政治的対立から生まれた有名な悲恋物語をもとに、
14世紀~15世紀の中世イタリアの歴史や暮し、食文化を
映像や資料に基づいてわかりやすく解説する講座を
開催致しました。
おかげさまでとても面白かったというご意見をいただきましたが、
講座の様子を写真に撮ることをすっかり忘れておりました。
ということで後日、再現したテーブルの写真を掲載します。

ロミオとジュリエットから見る人々の暮らしと社会
板状のもの、あるいは固焼きパンをお皿代わりにしてその上に
肉などを置いて手で食べていました。
(写真ではこの二つを重ねて置いています)
この肉汁が滲み込んだパンは食べるものではなく
宴席にはべっている犬に投げ与えたり、あるいは
貧しい人々に施されたりしたそうです。
食卓は肉を切るナイフだけで、イタリアの一部を除いて
フォークも使われていません。スープなどの汁物は二人にひとつで共有し、
ワインも写真では各自にありますが、やはり共有する場合が多かったようです。

「食卓」を通して「幸せづくり」のお手伝い

季節のおもてなしやテーブルコーディネートが学べる教室を主宰しています。
他、テーブル&フードコーディネーターとしての知識や手持ちの豊富なスタイリング用の食器や テーブルリネンなどを活かしてチラシやパンフレット作成のお手伝い、住宅展示場の食空間演出、 メニュー開発や食器のセレクトなど幅広く対応しております。
NPO法人食空間コーディネート協会認定講師として食空間コーディネーター資格取得のための講座も開いております。