2023年月のレッスン 中世の祝典から紐解くハロウィン

ボンヌシャンス 10月のテーブルコーディネートレッスン

10月のレッスンはハロウィンを取り上げました。
日本でもいつの間にか秋の風物詩となっていますが、本来のハロウィンはさまざまな宗教的な要素が重なっています。
中世のハロウィンから現代のハロウィンまで、異教徒的伝統とキリスト教の混じり合う混沌とした異国の祭事を日本風にアレンジしたメニューで楽しみました。

ボンヌシャンス 10月のテーブルコーディネートレッスン

スパイシージンジャーカクテル

ボンヌシャンス 10月のテーブルコーディネートレッスン

スモークサーモンとクリームチーズのノーザンルビー(ピンクのジャガイモ)カナッペハロウィン風

前橋市 ボンヌシャンス 10月のテーブルコーディネートレッスン

豚肉のリンゴ巻ソテー バルサミコ&醤油のソース

前橋市 ボンヌシャンス 10月のテーブルコーディネートレッスン

蕪と鶏肉のクリームシチュー

※ハロウィンと云えばカボチャという印象ですが、元々ヨーロッパではジャック・オ・ランタンは大きな蕪をくり抜いて作られていたそうです。
飢饉で多くのアイルランド人がアメリカ大陸に移民として渡り、手に入るカボチャを使用したことからアメリカ全土に広まりました。

前橋市 ボンヌシャンス 10月のテーブルコーディネートレッスン

クラウディーとソウルケーキ

クラウディー
本来はクリームとアップルソースを大きなボールに盛り、中に指輪やおはじきを入れて皆でスプーンですくい、何をすくったかで運勢を占ったとか・・。
今回はリンゴの甘煮にカボチャプリンとアイスクリームと生クリームを層にして一人ずつ盛り分けた底にフルーツの形のグミを忍ばせました。
あらかじめ苺のグミは素敵な人に出会う、パイナップルのグミは宝くじが当たるなどと決めておきます。大人女子もわいわい楽しむことができました。 

ソウルケーキ
ケーキと呼ばれていますが、レーズンを入れたバタークッキーといったところです。
このケーキは11月1日のカトリック教徒の「万聖節」という祝日にちなんで9世紀頃からお供えのお菓子として作られてきたようです。
ケーキの中央に十字の模様を入れるのがポイントとのこと。

「食卓」を通して「幸せづくり」のお手伝い

季節のおもてなしやテーブルコーディネートが学べる教室を主宰しています。
他、テーブル&フードコーディネーターとしての知識や手持ちの豊富なスタイリング用の食器や テーブルリネンなどを活かしてチラシやパンフレット作成のお手伝い、住宅展示場の食空間演出、 メニュー開発や食器のセレクトなど幅広く対応しております。
NPO法人食空間コーディネート協会認定講師として食空間コーディネーター資格取得のための講座も開いております。