季節のおもてなしとテーブルコーディネートクラス
2023年6月のレッスン
江戸の食卓、令和の食卓
江戸時代には多くの料理本が印刷、出版されていたことをご存知でしょうか?有名な料理屋「八百膳」が出した「料理通」や豆腐に特化した料理本「豆腐百珍」など、今と変わらない料理ブームがありました。当時の世情を写す浮世絵にも食のシーンが多くみられます。屋台で供されていた蕎麦や寿司、天ぷらなど今に続く料理や調味料や器の話などを中心に、梅雨のひととき、江戸の人々に思いを馳せながらのおもてなしレッスンとなりました。
鰹のたたき (茗荷 紫蘇 辛子) / 鰹は酢味噌と辛子醤油で食べ比べ
豆腐の白和え / 高野豆腐と人参と椎茸の煮染め
変わりうなぎ飯 (うなぎ、枝豆、薄焼き卵) / とろろ汁 香の物
(左写真)笹くずまんじゅう(市販)と江戸時代の浮世絵にも描かれている白玉団子も急遽追加しました。
(右写真)紫陽花を作家物のガラスの鉢に
すっきりとまとめた食卓
「江戸」のテーマに合わせて生徒様の中島和美さんが制作した江戸切子の作品の数々を展示していただきました。