ムスティエ焼きは南仏プロヴァンスのヴェルドン渓谷近くに位置するムスティエ・サント・マリーとい
う小さな村にあります。中世の時代から素朴な焼き物を作っていましたが、1670年代にイタリアのファ
エンツァの修道士が錫釉を使った絵付けを伝えたことで発展したといわれています。
ルイ14世の時代、戦争が続き財政難に陥った王室は金と銀の食器から陶器に変更するためムスティエ焼
きに注目し、取り入れたことにより一躍名声を得ることとなりました。その後、紆余曲折を経て一時閉
鎖に追い込まれたりしましたが1930年前後にマーセル・プロヴァンスの手によって復活を果たし、今で
はいくつものアトリエが稼働しています。

展示テーブル
プロヴァンスを代表するラベンダー柄のクロスにそれぞれデザインの違うラベンダー刺繍のナプキン、
錫釉の掛かった陶器(ムスティエではありませんが)で構成したテーブル

かつてムスティエを訪れた時に購入したお土産品のお皿と調味料入れ
5月のメニュー

パイ巻きチョリソー ルッコラと

初夏の南仏風サラダ

ハンバーグとポテトの紙包みオーブン焼き
玉ねぎとマッシュルームとモッツアレラチーズソースを掛けて
一緒に焼きました。人参ピラフ添え

フルーツゼリーとアイスクリームの二重奏

食事用のテーブル
パープルのクロスに色鮮やかな紙ナプキン